インターネットが繋がらないので、セキュリティスイッチ(またはハブ)の電源を抜き差し(再起動)してもいいですか?

はい、セキュリティスイッチやスイッチングハブの電源抜き差し(再起動)は、インターネットが繋がらないときのトラブル対処法として有効です。
ただし、接続されている機器(サーバーやPCなど)がデータの読み書き(通信)を行っていないタイミングをご確認のうえ実施してください。

オフィスのインターネットトラブルの多くは、通信を中継しているハブ(スイッチ)が一時的にフリーズ(パケ詰まり)することで発生します。電源を入れ直すことで内部メモリがリフレッシュされ、復旧するケースがほとんどです。
安全かつ確実に再起動を行うために、以下の手順と注意点を必ずご確認ください。

作業前の注意事項

UTM(統合脅威管理)やサーバーと間違えないように!
オフィスには似たような黒や灰色の箱型機器(ルーター、ハブ、UTM、ファイルサーバーなど)が並んでいることが多いため、間違えて別の機器のコードを抜かないようご注意ください。

LANケーブルがたくさん(5本〜24本以上など)挿さっている機器

これが「スイッチングハブ(セキュリティスイッチ)」です。今回の再起動対象です。

「アンテナ」がついている、またはNTT等のロゴがある機器

ルーターや回線終端装置(ONU)です。こちらもネット不通時に再起動して大丈夫ですが、ハブとは役割が異なります。

ハードディスクが何台も入っているような縦型の大きな機器(NASなど)

業務用のファイルサーバーです。これの電源をいきなり抜き差しするとデータが破損して消える危険があります。絶対に直接抜かないでください。

解決手順

セキュリティスイッチ・ハブを再起動する正しい手順

  1. 周囲への確認(重要)
    スイッチの電源を切ると、そこに接続されているすべての機器(PC、複合機、サーバー、ビジネスホンなど)の通信が一瞬完全に遮断されます。
    他のスタッフが「大容量データのダウンロード」や「共有サーバー(NAS)への書き込み」「Web会議」などを行っていないか事前に確認し、声をかけてから実施してください。
  2. 電源プラグを抜く
    セキュリティスイッチ(またはハブ)本体の背面などから出ている電源コード、またはコンセント側のプラグを抜きます。
  3. 「30秒間」待機する(重要)
    プラグを抜いたあと、すぐに挿し直してはいけません。機器の内部に残っている電気を完全に放電させ、システムを完全にリセットするために必ず30秒以上待ってください。
  4. 電源プラグを挿す(物理スイッチがある場合はONにする)
    プラグを奥までしっかりと差し込みます。

    注意

    機器によっては、コンセントを挿しただけでは起動しないものがあります。本体の背面や側面に「物理的な電源スイッチ(ON/OFFや◯/Ⅰのボタン)」がある場合は、必ずスイッチを「ON(入・Ⅰ)」側に押し込んでください。

  5. 起動を待つ
    ランプが正常に点滅し、通信が復旧するまで約2分〜3分かかります。その後、パソコンでインターネットが繋がるかご確認ください。