サーバーの調子が悪い(繋がらない)ので、電源ボタンを押して再起動してもいいですか?
業務用ファイルサーバーに繋がらない場合、いきなり本体の電源ボタンを「長押し」したり、電源プラグを抜いたりするのは「大変危険」です。保存されているすべての業務データが完全に消えてしまう(破損する)リスクがあります。
家庭用のパソコンやルーターとは異なり、業務用サーバーは常に複数のシステムが裏で複雑にデータを書き込み続けています。まずは以下の注意点と、安全な手順をご確認ください。
作業前の注意事項
サーバー本体を触る前に、以下の2つのポイントを必ず確認・実行してください。
解決手順
電源を触る前に試すべき「安全な解決手順」
① 通信を中継している「ハブ」を先に再起動する(推奨)
「全員がサーバーに繋がらない」というトラブルの約8割は、サーバー本体ではなく、LANケーブルが集まっている「スイッチングハブ(ネットワークハブ)」の一時的なフリーズが原因です。
対処法
ハブ(LANケーブルがたくさん挿さっている長方形の機器)の電源プラグをコンセントから抜き、30秒待ってから挿し直してください。これだけでサーバーを危険にさらすことなく、あっさり復旧することが多々あります。
② 正しい手順で「シャットダウンボタン」を押してみる
ハブを直しても繋がらず、どうしてもサーバーを再起動したい場合は、システムに安全な終了を命令する通常シャットダウンを試します。
※シャットダウン方法は機種により異なります。
- 液晶画面やランプが「シャットダウン中(Shutting down…)」などの表示に切り替わり、自動で安全に電源が切れるのを待ちます(数分〜10分ほどかかる場合があります)。
- 完全に電源が落ちたら、30秒ほど待ってから再度電源ボタンを1回押して起動させます。
注意:ボタンを押しても無反応な場合
ボタンを短押ししてもランプが消えない、画面が変わらないという場合は、サーバーの内部システムが完全にロック(ハングアップ)しています。
この状態での長押し(強制終了)は最もデータ破損のリスクが高いため、これ以上の操作は行わず、すぐに弊社窓口へお電話ください。