コピーやスキャンをした画像に、いつも同じ場所に「黒い縦線(筋)」が入ります。

いつも同じ場所に線が入る場合、複合機の「原稿読み取りガラス(スリットガラス)」に、マジックや修正液、ゴミなどが付着している可能性が非常に高いです。

解決手順

【STEP 1】線が入る「条件」を確認する

まずは、汚れがどこにあるかを特定するために、以下のどちらの読み取り方で線が入るかを確認します。

自動原稿送り装置(ADF)で通した時だけ線が入る場合

原稿送り用の「細長いスリットガラス」の汚れが原因です。(※トラブルの9割がこれです)

原稿台ガラス(大きなガラス)に直接置いてコピーしても線が入る場合

「大きな原稿台ガラス」のどこかに汚れが付着しています。

【STEP 2】確認した汚れを清掃する

※最重要:清掃時は必ず各メーカーの指示に従ってください

ガラスの清掃方法や、傷をつけないための推奨クロス(布)はメーカーや機種によって指定されています。故障やガラスの傷つきを防ぐため、必ず以下の公式マニュアルの指示に従って清掃を行ってください。

シャープ(SHARP)をご利用のお客様

[シャープ公式:原稿送り装置のガラス(スリットガラス)を清掃する]

KYOCERA(京セラ)をご利用のお客様

[京セラ公式:スキャンやコピーに線が入るときのガラス清掃方法]
P6「白抜けや黒点や線が表示される」参照

MURATEC(ムラテック)をご利用のお客様

[ムラテック公式:原稿読み取り部の清掃について]
P10 「現行読み取り部を清掃する」参照

一般的な正しい清掃手順(メーカーマニュアルに準拠)

各メーカーの指示を確認した上で、以下の手順で清掃を行います。

  1. 複合機の操作パネルでシステムを切ってから、主電源スイッチを「○(OFF)」にします。
  2. 原稿台のカバー(または自動原稿送り装置)を上に大きく開きます。
  3. 向かって左側にある「細長い帯状のガラス(スリットガラス)」、および「大きな原稿台ガラス」の表面をじっくり確認します。
  4. 付属の清掃クロス(または糸くずの出ない柔らかい布)で、ガラスの表面を優しく拭き取ります。
    ※油性のマジックや、乾いた修正液がこびりついている場合は、布を少し水で湿らせて固く絞り、爪を立てずに優しくこすり落としてください。
    ※ベンジンやシンナーなどの有機溶剤は、ガラスや周辺のプラスチックを痛めるため絶対に使用しないでください。
  5. 清掃が終わったら、ガラスに拭き跡が残っていないか光に透かして確認し、主電源を「I(ON)」に戻します。

担当者からのワンポイントアドバイス

「目に見える汚れがないのに線が入る…」という場合でも、ボールペンのインクなどの透明に近い薄い油膜がガラスに付着していると、複合機の強い光が当たった時に影となり、黒い線として読み取られてしまいます。
「汚れていないように見えても、とりあえず拭いてみる」のが解決への近道です!